大広一葉 藤岡中央高校 ハンマー直撃事故 陸上部顧問が帰宅後に発生 顧問の過失責任はどうなる

群馬県の藤岡中央高校で発生した、大広一葉さんの頭にハンマーが直撃し、大広さんが亡くなった事故で、事故発生当時、陸上部の顧問は既に帰宅中で、練習に立ち会っていなかったことが解りました。

顧問不在時に発生した事故になりますから、学校側の指導者及び管理監督者としての責任が問われることになりそうです。今回は、学校側の責任と部活動の顧問の現状を調べてみました。

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◆部活動中の事故は担当顧問に事故責任を負う

部活動中の事故については、今までの他の事故の事例を調べてみても、一定の割合で顧問が責任を負う判決がでています。もちろん、顧問個人が賠償責任を負う訳ではなく、最終的には学校、すなわち行政側が責任を負うことになります。

部活動の顧問に対しては、部活動中の生徒への安全配慮義務が当然あります。特に、ハンマー投げのような、見方を変えると危険な教義の練習中は、練習に立ち会い、安全確認をすべきということになっています。藤岡中央高校の場合、ハンマー投げの練習場とその他グラウンドが隣り合わせの状況ですから、なおさら立ち会う必要があった訳です、

さらに今回の事故は、男子部員が女子用のハンマーを投げて発生している訳ですから、なおのこと指導者責任を問われる可能性は高くなります。

練習に立ち会っていれば、女子用のハンマーを投げようとした時に、指導することができ、事故を未然に防ぐことができたとも言えます。

部活動の顧問である以上、管理監督責任は問われる訳ですが、先生の現状の業務負担等を踏まえると、部活動の顧問の負担は大きく、練習等に立ち会わないケースも実際のところは多いようです。

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◆部活動の顧問がボランティア 義務はないけど90%が顧問に

中学高校などの部活動に関しては、文科省が示す学習指導要領では、部活動は正規の教育課程には位置づけられていません。

ですから、教員が部活動の顧問をする義務は、制度上は存在しないようなんです。

学習指導要領上、部活動は生徒たちが自主的に取り組むものと位置づけられている訳ですから、あくまで顧問は先生たちがボランティア的な感じになっているのが現状です。

実際、少し古いデータですが、全国の中学校の先生の9割以上が、なんらかの部活の顧問を担当している状況です。先生が部活動の顧問をする義務がないにも関わらず、ほぼ全員が顧問になっています。

学習指導要領上、部活動は課外活動になる訳ですから、先生の通常業務には該当しない訳です。

通常の先生としての業務に加えて、部活動の顧問となれば、当然先生への負担も大きい訳です。

もちろん、部活の指導に対して熱意をもって取り組まれている先生も大勢いらっしゃいますが、全員顧問制度的な慣例のために、自分がまったく経験のない競技や分野の顧問を担当することも多い訳です。

そうなれば、ただでさえ大変な職場な訳ですから、それに加えて部活動となれば、熱意など生まれる訳ないと思います。

しかも、手当ですが、土日は1日2400円の日当で、平日は手当無の現状。ある意味、サービス残業を強いられている状況です。これは、好きじゃ無きゃ出来ない業務とも言えます。

また、昔のように生徒数が多い時代であれば、当然先生の数も多かったので、先生一人当たりの負担はそれほど大きくなかったのかもしれません。

ただ、現在は少子化の波で生徒数は減少し、それに合わせて先生の数も減っている訳ですから、当時と比べれば、先生の負担は大きくなっていることは想像に難くありません。

環境げ劇的に変化しているのに、精度が旧来のままであるという、いかにも行政らいし状況です。民間企業なら完全にブラックのレッテルを貼られてもおかしくない状況です。

◆まとめ

部活動の顧問のあり方も見直していかないと、先生自体が破たんしてしまいます。少なくても待遇面を改善しないと、先生自体の成り手がいなくなってしまうと思います。

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