大広一葉 ハンマー直撃事故 陸上部3年生は女子部員?その賠償責任は?

群馬県の高校で死亡事故が発生しました。学校のグラウンドで練習中の群馬県立藤岡中央高等学校の大広一葉さんに陸上部員が投げたハンマーが頭部に直撃し、大広さんが亡くなりました。

放課後の部活中の事故ですが、この場合の大広さんの遺族の損害賠償請求は誰にするのか?そして、加害者の陸上部の高校3年生の賠償責任と処分についてどうなるかを調べてみました。

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◆事故の状況と事故現場

報道によると、

ハンマーは陸上競技部の男子生徒(3年)が投げたもので、事故当時、大広さんは部活中だった。同校のハンマー投げの場所とサッカーのグラウンドは近くにあり、ぶつかったのはサッカーのゴールポスト付近だったという。

グラウンドの状況、位置関係

サッカーのゴールと、ハンマー投げのグラウンドの位置関係を調べてみると。

グラウンド脇の道路から見ると

サッカーのグラウンドのすぐ横にハンマー投げの場所があり、境目にはフェンス等は設置されていませんでした。

事故発生の時間帯は?

事故があった時間帯は夕方の6時半過ぎです。藤岡中央高校のグラウンドには、ナイター照明が設置されているので、全く見えなかったわけではありません。ただ、時間帯が時間帯だけに、陸上部の生徒は、サッカー部の練習が終わったと思って、ハンマーを投げてしまったのかもしれません。

実際、報道によると、大広さんは練習で使ったサッカー用具を整理していたとのことですから、サッカー部の練習はすでに終了していたことが解ります。

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◆加害者の陸上部生徒は女子部員?

報道では、加害者の生徒の情報は、陸上部の3年生としか報じられていません。ですから、男子生徒か女子生徒かは分からない訳ですが、実は加害者となった陸上部部員は女子部員と言う可能性がでてきました。

女子の可能性がでてきた理由は、報道で投げたのは4kgのハンマーとのことでした。

通常、ハンマー投げで4kgのハンマーは女子の競技に使用されるものであり、高校生男子の場合は、6kgを使います。事故の際の、大広さんの頭部に直撃したハンマーが4kgだったので、恐らく投げたのは、女子部員だった可能性が高いと思われます。

※追記:今朝の報道で、投げたのは男子生徒とありましたので、男子生徒が練習で女子用のハンマーを投げたと思われます。

◆加害者生徒の賠償責任はどうなるのか?

今回の事故は、部活中に発生したある意味不慮の事故にあたります。この場合の責任関係および賠償関係がどうなるのかを調べてみました。

まず学校側の責任はどうなるのかですが、過去の事例からみると、部活自体は学校の活動にあたるため、担当顧問(先生)の指導下にあります。ですから、担当顧問の故意や過失が認められる場合は、業務上過失致死罪が成立します。当然、学校や県側に損害賠償請求することになります。

加害者の生徒に対しては、その生徒に注意義務違反の有無が問われることになります。基本、被害者は死亡と言う大きな損害を被る訳ですから、その生徒もしくは親に対して、被害者側が不法行為に基づく損害賠償請求を行うことになります。

ですから、加害者の生徒は民事上、損害賠償責任を負うことになります。

一般的に学校での死亡事故の場合、本人の損害として1800~2400万円、親の損害として、父母それぞれに200~400万円の慰謝料が認められるの一般的です。ですから、最大で3200万円程度が相場と思われます。ただ、将来の逸失利益は甚大な訳ですから、それ以上の額を請求するのが通常だと思われます。

また、当然、学校の活動中は、学校が保険に加入している訳ですから、基本的にはその保険で賠償額が賄われるのが通常です。

◆藤岡中央高校の場所

上信越自動車道の藤岡インター付近にの田園地帯にある県立高校です。

◆まとめ

部活中の不慮の事故とは言え、グラウンドの状況を見る限り、怒るべくして起こったともいえないでもないと個人的には思いました。

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