平昌五輪 中止決定に現実味? 北朝鮮有事とロシア出場停止がダメ押しに

いよいよ年明け2月に迫った平昌五輪ですが、中止決定もあり得るような雲行きが怪しくなってきました。

北朝鮮とアメリカとの対立も激化し、ロシアが出場停止処分になるなど、あり得ないとは思いますが、平昌オリンピックの中止決定を韓国政府がくだす可能性も無いとは無いとは言えないかもしれません。

今回は開催まで2か月を切った、平昌五輪の現状について調べてみました。

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◆平昌五輪の中止決定の噂が絶えない理由

数年前から、平昌五輪の開催が危ぶまれるような論調が多かったのも事実で、平昌五輪が中止決定してもおかしくない位の厳しいものもたくさんありました。

北朝鮮とアメリカとの緊張激化 有事の可能性

一旦、北朝鮮によるミサイル発射実験が止っていましたが、ここにきて、実験を再開し、なんとアメリカ全土を狙える、新型ミサイルの開発に成功したと報じ、アメリカとの緊張が一気に高まっています。

もちろん、平昌五輪開催中は、オリンピック期間中は停戦するという慣習がありますから、直接平昌五輪会場が戦火に襲われることはないと思いますが、参加する側としては、当然不安になると思います。

実際、平昌五輪の会場と北朝鮮の距離は、ソウルよりは遠いとは言え、常識的な視点で見れば、ものすごく近い訳です。

実際、平昌五輪の会場付近から北朝鮮の首都平壌までの距離は、直線で280kmほどしかないんです。東京から名古屋の直線距離が約260kmですから、その距離とほとんど変わりません。

フランスも北朝鮮情勢次第では不参加

写真引用:http://heritager.com/?p=26215

9月にフランスが平昌五輪不参加!とセンセーショナルな報道が出ました。この報道の詳細ですが、フランスのフレセル・スポーツ相が、「安全が確保されない場合、フランス選手団は国にとどまる」と語ったことをきっかけに報じられたようです。

もちろん、現時点ではフランスの不参加は決まっていませんし、フランスに限らず選手団の安全が確保できなければ、参加を見送るのは当たり前のことです。

ただ、アメリカと北朝鮮の緊張が高まっている現状を考えると、参加を見送る国がでてきてもおかしくありません。

主要参加国の減少で、韓国政府が平昌五輪開催の中止決定をすることだだって。ゼロとは言えない状況なんです。

平昌五輪にロシアが出場停止処分で不参加に

写真引用:http://heritager.com/?p=26215

ここ数年、ロシアの国ぐるみでのドーピング疑惑が報じられていましたが、なんとIOCは、平昌五輪にロシア選手団の派遣禁止と言う、非常に思い処分をくださいました。

ただ、ロシア人選手が100%出られない訳ではなく、あくまで国としての参加は認めないというものです。IOCはドーピングをしていないという潔白を証明できるなど一定の条件を満たした場合に限り、選手個人としての参加は認めるようです。だだ、大会期間中のロシア国旗や国歌の使用は認めないそうです。

国旗や国歌が使えないと言いますが、ロシアの選手は金メダル取る可能性だって十分に考えられますが、IOCはドーピングが無ければ、それは無いと踏んでいるのでしょうか?ロシアの個人参加の選手が金メダルを取った時の表彰式の対応は注目です。

ちなみに、ロシアが平昌五輪出場停止処分になった理由は、

ロシアで開催された前回2014年ソチ五輪で、同国による組織的な薬物投与や検体すり替えがあったとの疑惑が昨年浮上。世界反ドーピング機関(WADA)が調査で国主導の不正と認定した。

というものです。こうなったらある意味、仕方がないかもしれません。

そもそも平昌五輪のチケットが売れていない

開催が2か月前まで迫った状況で、平昌五輪の開催が危ぶまれる理由の一つとして、平昌五輪のチケットの販売不振が上げられます。

平昌五輪大会組織員会の発表によると、10月後半時点で、平昌五輪のチケットの販売数は、全体の31.9%と非常に厳しい状況です。平昌五輪の総チケット枚数が107万枚ですから、約34万枚で、73万枚が残る状況でした。

それから、1か月が過ぎた11月後半時点では、51.8%の55.5万枚と開催を前にして伸び始めています。ただ、開催2か月前にして、ほぼ半数が今だ未販売の状況を考えると、全数売り切るのはかなり難しいかもしれません。

北朝鮮の問題もあるし、沢山のチケットが売れるであろうと予測された日本も、折からの韓国の日韓合意を破棄とも言いかねないような、韓国政府の対応で、日韓関係はなかり冷えていますので、日本への販売もあまり期待できないのが現状です。

また、国内への販売に関しても、前大統領のスキャンダルで、大統領の友人が五輪利権で不正な利益を上げていたこともあり、イメージが悪いのと、そもそも韓国自体、冬のオリンピックはスケート以外は強くないこともあり、販売不振の要因とも言われています。

ただでさえ、全世界的に開催国はオリンピック後に、多くの負債を抱えることが問題にもなっていますから、財政的に厳しい韓国にとっては、チケットの販売不振が財政に与えるダメージは計り知れないかもしれません。

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◆過去オリンピックが中止になったことはあるのか?

オリンピックの歴史を振り返ると、実際にオリンピックが中止になったケースは、過去3回あります。

第7回ベルリンオリンピック
(1916年 第一次世界大戦の為)

第12回東京オリンピック
(1940年 日中戦争、第二次世界大戦の為)

第13回ロンドンオリンピック
(1944年 第二次世界大戦のため)

というように、中止になった3回とも、大規模戦争が中止の理由になっています。

ですから、オリンピック史上で、中止になった大会は、すべて戦争によるものだった訳です。つまり、戦争以外の理由での開催中止は一切ないのが現状です。

当初から平昌五輪は、雪不足や準備の遅れなど、開催を危ぶまれる報道がありましたが、それらの理由での中止は現実的ではありませんでした。

ただ、ここ最近の北朝鮮情勢を見る限りでは、第二次朝鮮戦争に発展する可能性はゼロとはいえません。しかも、そうなれば、オリンピック開催国が戦争当事国になってしまうので、中止は避けられない状況になってしまいます。

ただ、現在の世界情勢から考えれば、第二次朝鮮戦争は現実的ではないので、平昌五輪は予定通り開催されると思われます。実際、アテネもリオも準備が間に合わないと事前に言われていましたが、無事に開催できている訳ですから、平昌五輪も問題なく開催されることにります。

◆オリンピック参加ボイコットの歴史

今までのオリンピック史上で大規模な参加ボイコットがあったのは、東西冷戦が激化していた1980年代の2大会のみになります。

当時はアメリカ等先進国を中心とする西側諸国とソ連(現ロシア)を中心とする東側諸国の対立が激化していました。

1980年の第22回モスクワ大会は、ソ連のアフガニスタン侵攻を理由に、日本を含む西側諸国の多くがボイコットしました。

その次の1984年の第23回ロサンゼルス大会は、今度はソ連を中心とする東側諸国が、モスクワ五輪の報復として、アメリカのグレナダ侵攻を理由にボイコットを行いました。

過去、オリンピックで、大量のボイコットが起こったのは、米ソ冷戦真っ只中の、この2大会のみで、それ以降、ボイコット問題は発生していません。

今の国際社会の情勢から考えれば、ボイコットは発生しにくくなっています。

◆まとめ

オリンピックが開催されるたびに、光と影の問題がクローズアップされます。日本も2020年に東京大会が控えている訳ですから、アフター五輪をしっかりと考えた上で、進めていかないと、日本も大きな負債を背負うことになってしまいます。なので、他国の状況を見ながら、しっかりと対応しないといけないと感じました。

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